2025/9/13

250913_保守この指-日本政治の現状と問題点

国家の背骨を取り戻せ

―日本を守る3年ロードマップ―

 

1.導入:国家の背骨が失われつつある日本の現状

あなたは最近の日本の政治に、どこか物足りなさ不安を感じてはいないでしょうか。
耳ざわりの良い言葉が並び、増税や外交、エネルギー政策が次々に決まっていく一方で、
「日本という国は、どこに向かっているのか」という根本的な問いには、誰も明確に答えていません。

現在の日本は、政治の中心軸を見失い、国の背骨が抜け落ちたかのような状態にあります。
与党である自民党でさえ、保守の看板を掲げながらも、
その実態はリベラル・グローバリズムに傾斜し、
岸田政権、石破派を筆頭に「国民よりも外圧に応える政治」が常態化しています。

しかし今、世界は明らかに変わり始めています。
アメリカではトランプ大統領が復権し、欧州各国でも保守思想が再評価される流れが強まっています。
このままでは、日本だけが時代に取り残され、言われるがままの属国へと落ちてしまうかもしれません。

いまこそ、日本は「何を守り、何を取り戻すべきか」を、
あなた自身の視点から問い直すときに来ているのです。

 

2.問題の説明:日本政治が抱える構造的な危機とは?

日本の政治が直面している最大の問題は、主体性を失い、国民から遊離していることです。
本来、政治は国民の意思を受け止め、政策へと反映させる役割を担うものです。
ところが現在の日本では、自民党内のリベラル・グローバリズム勢力が主導権を握り、国民よりも国際機関や一部の外国勢力への「忖度」が優先されています。

たとえば、SNS検閲の密約に象徴されるように、あなたの声がインターネット上で抑圧される現実があります。
「石破やめろデモ」が突如としてトレンドから消えた事例は、その典型です。
こうした現象は、言論の自由や民主主義の根幹を脅かす重大な問題といえるでしょう。

さらに、メディアと共産党との癒着も見逃せません。
特定のデモ活動は大きく取り上げられる一方で、国民の多数意見が封じ込められる現実があります。
本来なら「権力の監視役」であるはずのメディアが、むしろ政権や一部勢力と結託している姿は、国民に深い失望感を与えています。

外交においても、日本は対米従属や対中配慮に偏り、国家としての戦略的な独立性を喪失しつつあります。
岸田政権時代の国際機関への巨額拠出(800億円ガビ)は、国内の経済や社会課題が山積している中で、多くの国民に疑問を抱かせました。

このように、政治・メディア・外交が複雑に絡み合いながら、日本の主体性を失わせる構造が形成されています。
あなたがどれだけ選挙で意思を示しても、その声が政策に反映されにくい仕組みが続く限り、真の意味での民主主義は機能しません。

問題は単なる政局の争いではなく、国家そのものの背骨が揺らいでいることにあるのです。

 

3.問題の要因:左傾化とグローバリズムの蔓延

なぜここまで日本政治は主体性を失い、左傾化してしまったのでしょうか。
要因の一つは、自民党内におけるリベラル・グローバリズム勢力の台頭です。
かつて保守政党としての役割を果たしていた自民党は、経済・外交・安全保障の分野で「国民よりも国際社会を優先する」傾向を強めてきました。
その背後には、外圧に敏感に反応し、自らの政治的立場を守るために国民の声を切り捨てる姿勢があります。

また、メディアと教育の影響も無視できません。
新聞やテレビは、特定のイデオロギーに偏った報道を繰り返し、国民に「保守=古い、革新=進歩的」というイメージを植え付けてきました。
さらに教育現場では、戦後体制を正当化する教科書や授業内容が定着し、「自国への誇りを持てない若者」を生み出しています。
これにより、保守思想が育つ土壌が弱体化してしまいました。

経済界もまた、グローバリズムの波に飲み込まれています。
多国籍企業や国際金融資本との関係を優先するあまり、国内産業や地域経済を守る視点が軽視されてきました。
その結果、地方は疲弊し、都市部との格差が広がり、国民の不満が蓄積する構造が固定化されています。

さらに、政治家自身の資質にも問題があります。
岸田前首相や石破首相に象徴されるように、「外に評価されること」を第一に考えるリーダーが主導権を握ることで、国益よりも国際的アピールが優先されました。
これは一見「協調的」に見えますが、実態は自立性を失った従属的な姿勢にほかなりません。

つまり、左傾化の要因は単独ではなく、政治・メディア・教育・経済が一体となって形づくった構造的問題なのです。
あなたが感じる「国の軸がぶれている」という違和感の正体は、まさにこの多重構造の中にあります。

 

4.国民の意見:今、なぜ“保守回帰”が求められているのか?

近年の動きを見ると、国民の多くが既に「このままではいけない」という強い危機感を抱いていることが分かります。
たとえば「石破やめろデモ」では、SNS上で数多くの声が結集し、実際の街頭でも多くの人々が集まりました。
それにもかかわらず、この事実は主要メディアではほとんど報じられず、代わりに規模の小さな「石破を守れデモ」が大きく取り上げられたのです。
国民の多数派の声が意図的に無視される現実は、あなたにとっても大きな違和感として残っているのではないでしょうか。

また、選挙結果と世論調査の乖離も深刻です。
実際の投票行動では自民党支持層からの離反が進み、無党派層や若い世代の支持が急速に薄れています。
一方で、テレビや新聞が発表する調査では「石破支持」や「現状維持」ばかりが強調され、「数字を操作しているのではないか」という疑念が国民の間に広がっています。

さらに、地方や中間層の声を拾うと、「地域経済を守る政治をしてほしい」という切実な訴えが聞こえてきます。
農業や中小企業が疲弊している現状で、巨額の海外支援や国際機関への拠出ばかりが進められることに、多くの人々が納得していません。
「なぜ私たちの生活よりも、外国の都合が優先されるのか」という怒りは、今や世代を超えて共有されつつあります。

こうした国民の声は、単なる不満や愚痴ではありません。
それは、「日本の政治をもう一度、国民の手に取り戻したい」という切実な願いの表れなのです。
あなた自身も、政治に期待できないと感じつつも、「本来の保守政治」による安心感と方向性を求めているのではないでしょうか。

 

5.解決策の提示:保守政治再興の3年ロードマップ

ここまで見てきた問題を解決するためには、単なる政権交代や部分的な改革では不十分です。
必要なのは、数年単位での明確な戦略ロードマップです。
その軸は「党の浄化」「国家戦略の再構築」「国民意識の再興」という三段階で進めるべきでしょう。

【第1フェーズ:2025〜2026】は、自民党内部の浄化が急務です。
総裁選を記名投票へ改め、党員の意思を尊重する仕組みに変えること。
さらに、岸田・石破系のリベラル勢力を整理し、「保守再興会議」のような新たな旗印を掲げ、政策ビジョンを国内外に発信していくことが求められます。

【第2フェーズ:2026〜2027】では、国家戦略の骨格を再構築します。
外交・防衛の中枢となる「日本版NSC」を強化し、日米関係を再定義しつつQUADを中心とした地域連携を深化させます。
また、経済安全保障法制を整備し、半導体やエネルギー・食料などの自立基盤を強化することが重要です。
同時に、「スパイ防止法」を導入し、国内に潜む外部勢力から国家を守る体制を整えるべきです。

【第3フェーズ:2027〜2029】では、国民意識と社会基盤の再興に取り組みます。
教育改革によって自国への誇りを育み、地方政治に浸透した左派的影響を排除します。
さらに、防衛・災害対応の人材育成を強化し、「自らを守る国民国家」へと転換していくのです。

この三段階の改革を進める旗印となるのは、
「国家主権の回復、地域と家庭の再生」です。
あなたが望む「安心できる日本」を取り戻すためには、今こそ行動を始める覚悟が必要なのです。

 

6.まとめ:日本を取り戻すために必要なこと

ここまで見てきたように、現在の日本政治は左傾化と主体性の喪失によって大きな危機に直面しています。
自民党が掲げるはずの保守の理念は薄れ、国民の声よりも国際機関や一部の外圧に従う政治が常態化しているのです。
しかし、世界では保守回帰の流れが強まっており、日本もその波に乗り遅れるわけにはいきません

私たちが目指すべき道は明確です。
まずは党内の浄化を進め、国家戦略を立て直し、教育や地域から誇りを取り戻す。
そして最終的には、「保守が文化として根付く社会」を築き上げることです。
それは単なる政局争いではなく、日本という文明を未来へ継承する営みにほかなりません。

あなたが日々感じている違和感や不安は、決して個人的なものではありません。
多くの国民が同じ思いを抱き、声を上げ始めています。
その声をつなぎ合わせることで、初めて日本は真の意味で「国民の手に取り戻す政治」を実現できるのです。

次に必要なのは、「何を守り、何を変えるのか」をあなた自身が考え、身近な一歩から行動に移すことです。
未来の日本を形づくるのは、まぎれもなくあなたの選択なのです。

 

7.関連記事へのリンク:理解をさらに深めるために

今回の記事では、日本政治の現状と課題、そして保守政治再興の道筋を考えてきました。
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1)「なぜ、『闘戦経』を学ぶべきなのか?」

日本古来の戦略書から学ぶ国家運営の知恵を紹介しています。

2)「縄文思想が教えてくれる持続可能な社会とは」


自然と共生する精神が、現代政治にどう活かせるのかを考えます。

3)「激動の国際情勢:日本の進むべき道」⭐️


最新の国際環境を分析し、日本の立ち位置を明らかにしています。

4)「経済外交のすすめ:国益と国際協調の両立」

経済安全保障の視点から、未来を守るための具体策を解説しています。

5)「文化力で世界に挑む:日本のソフトパワー戦略」⭐️

教育や文化が持つ影響力を、外交や国益にどう結びつけるかを探ります。

関連記事を読むことで、今回の記事で提示したテーマがより多角的に理解できるはずです。

 

以上です。