2022/10/15
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221015_価値ある人生100年の過ごし方 |
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221015_価値ある人生100年の過ごし方 10月4日、火曜日、11時00分。<価値ある人生100年の過ごし方> 人生100年と言われ、定年後の40年をどんだけ楽しく過ごせるでしょうか? 前回は「その4;30代から考え」ておくと、いろんなチャンスがあります。 ということで、あまり意識していなかったけど、やっていたことをカミングアウトしました。 今日は、「その3;50歳から考え、行動する」をカミングアウトします。 当時のことを振り返りながら主語は「私」と思ってください。 47歳で先代から受け継いだ会社を自主廃業し、 某メーカーに拾っていただきました。 そして3か月後いきなり9人を預かるグループリーダーを任かされました。 やっと会社の人と通勤に慣れたくらいの頃です。 メンバーの各業務を何ら把握できてもいませんし、 各業務をお任せしながらコントロールなどできようはずもありません。 メンバーそれぞれのステージでいかに良いパフォーマンスをしてもらうか? なんといっても、私よりメンバーの方がプロですから。 とはいえ、担当していた品質関連の会議では何とかこなしていただけでした。 そして、1年後、あのリーマンショックが襲い掛かります。 派遣社員のメンバーは契約を切られました。 また、直接部門由来のメンバーは製造各課へ転籍しました。 これらの通告も経験しました。 大変お世話になった方々ばかりでしたが、致し方ありません。 当然穴の開いた業務は、私にのしかかり時間を奪われ悪循環が始まります。 何をしても、時間がありません。 海外出張もありましたが2年ほどがあっという間に過ぎたのです。 そして、50歳を迎えて、ふと思い至ります。 (この環境で身も心もボロボロにされて使い古されるのか?) (このまま定年を迎えて、何のスキルもないままでいいのか?) (自分これまでの経験を生かして自立できる方法はないのか?) そんな時に、社内の資格取得補助制度を使って中小企業診断士を目指しました。 申し込んだら、すぐに通信講座の本が来て資格取得勉強が始まりました。 順調に添削用の書類を記入して送付し、アドバイスをもらい1人喜んでいました。 そして、模擬問題に取り組んだところ全く刃が立ちません。 そんなに、試験問題は甘くないのです。 通信講座で学ぶには限界がありました。 では、通いの講座を検討しましたが高額でこれも×。 そんなこんなで3年が過ぎていきました。 何か違う。 さて、資格を取ってから仕事は降ってくるわけじゃないよなぁ? 調べてみれば、資格はあっても活用できなければ意味がありません。 中小企業診断士は、いくらでもいるが、 活用できるのはごく一部の方だけとわかってきます。 資格があるから、仕事に困らないのではないのです。 仕事は、資格があるから来るのではないようです。 仕事は、マーケティングによってこちらが示すサービスの価値を お客さんが認めて契約することで生まれることに気付きます。 思い起こせば、47歳で転職してから品質改善の仕事につきました。 そして品質改善で勤務先の工場の仕組みづくりに始まり、 海外工場への短期出張で特定不具合の現地現物対策と仕組みづくりを 現地ローカルの人たちと進めました。 こうした業務で、およそ10年間を過ぎると役職定年を迎えます。 気付きを得た「マーケティング」について学び出したのは 57歳になってからです。 「その2;定年を迎える3年前から考える」の始まりです。 つづく |
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