2023/1/25
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230125_価値ある人生100年の過ごし方 |
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230125_価値ある人生100年の過ごし方 人生100年と言われ、定年後の40年をどんだけ楽しく過ごせるでしょうか? その1;定年を迎えてから考える その2;定年を迎える3年前に考える その3;50歳から考え、行動する その4;30代から考える 前回は、これまで書き溜めてきた内容を総括してまとめを書きました。今回からは、先日立ち寄った本屋で見つけた「LIFE SHIFT-100年時代の人生戦略」リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著 池村千秋翻訳を参考にしてお伝えしていこうと思います。 <日本語版への序文>から
1)「日本は、世界でも指折りの幸せな国だ。」 2)「平均寿命で日本は世界のトップだ。100歳以上のCentenarianは、すでに6万1000人以上。国連の推計によれば2050年までに日本人のCentenarianは、100万人を突破する見込み。」いまあなたが50歳未満とすると間違いなくCentenarianの仲間入り。
1)「日本は、世界に先駆けて新しい現実を突き付けられている国だ。」 2)「長寿化が最も進んでいるということは、裏返せば対応するためには残された時間が少ないということに他ならない。日本は早急に変化する必要がある。日本の政府に求められることは多く、そのかなりの部分は早い段階で実行されなくてはならない。」 3)「最も大きく変わることが求められるのは個人だ。あなたが何歳であろうと、今すぐ新しい行動に踏み出し、長寿化時代への適応を始める必要がある。」 4)「過去のロールモデルがあまり役に立たず、あなたの親世代に有効だったキャリアの道筋や人生の選択が、あなたにも有効とは限らない。やがて、あなたの子どもたちも、あなたの世代とは違う決断をするだろう。」 5)「長寿化を厄災ではなく恩恵にするために、どのように人生を築くべきかを考える事」
1)「65歳以上で仕事を持っている人が増えており、日本企業は高齢者の雇用に世界で最も熱心だ。」 2)「アザラシ型ロボット『パロ』」 3)「若々しく生きる年数が長くなったのである。」 4)日本は国民の教育水準が高く・卓越した技術力の伝統があり・優れたイノベーションも世界で評価が高い。「こうした強みを生かすためには、職業生活露家庭生活の両面で『よい人生』とは何かについて考え方を変えることが不可欠だ。」
1)これまでの人生のステージは「教育→仕事→引退」の3ステージだった。これからは仕事のステージが長くなる。引退年齢が80歳になり、多くの人は思ったよりも20年長く働かなくてはならない。人々を待っているステージはもっと多くなるはずだ。 2)新たに人々を待ち構えているステージは「エクスプローラー」「インディペンデント・プロデューサー」「ポートフォーリオ・ワーカー」の3つだ。 3)「過去に機能した思考様式が未来も機能するとは限らない。」 4)「日本では優秀な若者の安定志向が強く、公務員や大企業への就職を目指すことが多い。起業家志望者への支援や評価はあまりに乏しい。」 5)「こうした保守的な態度は、人が創造性を発揮する機会を減らし、実験の可能性を狭めかねない。実験することは、長寿化時代にますます重要になるかもしれないのに…‥。」
1)「この様に経済的な責任を分かち合えば、長い人生に必要な資金を確保する上でリスクを大きく減らせる。」 2)「日本の男女平等度は、101位/145ヶ国にとどまっている。」
1)「長寿化を恩恵にするためには生涯を通じて変身を続ける覚悟がを持たなくては ならない」 2)「人生が長くなれば途中で変身を遂げることが不可欠になる。それを実践する ためには、自分について知ることと、自分とは大きく異なるロールモデルと接する ことが重要だ。今あなたが30歳未満なら、人的ネットワークを広げて、これまでの 自分とは違う人たちと付き合おう。」 3)「手持ちのスキルで良しとせず、新しいスキルの習得に力を注がなくてならない。」 4)「人的ネットワークを広げて自分とは全く違うタイプのロールモデルを見つけ、 新しい生き方の選択肢を知ることが大切になる。」 5)「若者たちのメンターやコーチ、サポーターを務めることがあなたの主たる役割に なるかもしれない。」
1)「日本は他の国のお手本になれる。多くの人が100年以上生きる社会をうまく機能させるにはどうするべきかを世界に教えられる立場にあるのだ。」 以上、日本語版への序文の中から気になる記述を取り出してみました。この言葉のどれをとっても、意識してその手の情報を持っている関心のある人にしか知られていない内容なのではないでしょうか?今日、この内容を書いていて、ふとアザラシ型ロボットのことを含めてネット情報を調べてみました。すると、もうこの本のバージョン2が発行されていました。さらにわかりやすいマンガ解説本も出ています。日々の仕事、育児に追われて決してそんな情報に接することがない方にも、わかりやすく情報をお届けしたく思っています。このブログ「価値ある人生100年の過ごし方」に賛同いただけると幸いです。 以上です。 |
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