2023/1/30

230130_価値ある人生100年の過ごし方

230130_価値ある人生100年の過ごし方


人生100年と言われ、定年後の40年をどんだけ楽しく過ごせるでしょうか?

その1;定年を迎えてから考える

その2;定年を迎える3年前に考える

その3;50歳から考え、行動する

その4;30代から考える


 前回は、日々の仕事、育児に追われて決してそんな情報に接することがない方にも、わかりやすく情報をお届けしたいと書きました。まだ始まったばかりで、試行錯誤中で、すべてが実験中の概念です。


<序章 100年ライフ>から

 “私たちは今途方もない変化のただ中にいるが、それに対して準備が出来ている人はほとんどいない。”という記述から序章が始まります。日々の生活の中では、そのことを感じることはありません。縄文の人々も毎日は今の私たちと同じ感覚で過ごしていたと思います。朝、陽が昇り何かの活動をして陽が沈み、夜眠り、また次の朝がやってきます。稲作が始まって定住し、温暖な気候が続きました。また、時に火山が大噴火してなどという災難を察知して準備して対応したわけではありません。ある現象が起きて最初は失敗して溶岩に流されます。しかし、次の時には危険を察知して逃げるのです。鹿児島県の南方の鬼界で、今から7,300年前「アカホヤ噴火」により発生した災害は、30mの津波と尋常でない大量のガラス質粉塵による肺呼吸生物の瞬殺を引き起こしています。この災害に直面した日本人は大した準備もできずに死に絶え、準備のできたの本人は日本海に小さな葦船に食料と家族と最低限の道具を乗せて、海流に任せて大陸に流れ着きます。大陸側の陸地をたどって噴火の影響のない西側の揚子江流域や遠くセイロン島やティグリス・ユーフラテス側辺りまでたどり着いた日本人がいたと推定されています。そんな遺跡が残っていることをむすび大学の講義で聴きました。

 アカホヤの大噴火に比べれば、今進行している大変化は時間をかけている分だけましだし、大規模な死者が発生するわけではありません。

 しかし、確実に日々は過ぎていきます。茹でガエルになる前に事態を予測して準備する必要があります。あなたは、どんな事態を予想していますか?今に暮らし方、時間の使い方で、間に合いますか?どんなスキルと覚悟が必要なのでしょうか?今後の情報提供をお楽しみにしてください。


以上です