2023/3/4

Z_ウォッチャー230304

Z_ウォッチャー230304


 前回は“今年は、税収見込みが立たない。ならば国債を発行して借金返済しなければ財政は健全になりますよね。“国債を発行による借金をして借金返済をする”こんなことをしてまで、若い人を騙して嬉しいのでしょうか?さすがはZです。そんなことに血道を上げずに、経済を活性化してより多くの税収を得られるように考える人が出世するように教育し直したらいかがか?”

 

 昨日2023/3/3の参議院予算委員会、小西博之委員の質問から。“総務省の官僚から厳重極秘文書を手に入れた小西議員が国会質問前に国会議事堂内で記者会見を開いた。その内容は2015年の放送法の新解釈はTBSサンデーモーニングを狙い撃ちにしたものだったことを示す礒崎総理補佐官の発言を取り上げた。”この質疑の中で、当時の総務大臣だった高市現国務大臣に議員の進退を迫り、高市大臣は議員辞職の覚悟を持って文書が虚偽でなければ議員辞職も辞さずと回答した。かつて、民主党時代にホリエモン偽メールを取り上げて執拗に武部議員(自民党幹事長)に食い下がった。このメールが虚偽であったが、発信元が不明のまま議員辞職の上で自殺した永田元議員がいたことを思い出す。また、この極秘入手文書による国会質問では、森友学園土地取得にまつわる安倍首相への執拗な質問が思い出される。財務省にしろ総務省にしろ官僚が悪意を持って政権側を貶める極秘文書を作り野党議員につかませて国会で追及することは、毎度あることなのか?それも、文書の内容の真偽を確認せずに一方的な思い込みで世論を作ろうとすることは、許され難い。森友学園の質疑では当時の安倍首相が国会議員生命をかけて答弁した。佐川宣寿財務事務次官はこれを受けて、議事録の改ざんを指示。議事録改ざんの有無をさらに追及された。一連の改ざんについてメンタルを病んだ近畿財務局職員の赤木俊夫さんは自殺した。

 今日は、官僚が政権を貶めるためにありもしない事実を作り上げて厳重極秘文書を作成し、野党議員に質問ネタとして国会質疑に及ぶというこの現象を取り上げたい。国会質問について言論の自由を保障されており、どんな嘘質疑も国会内では許されることになっている。しかし、問題はこの文書を意図的に反体制側に渡して、どんな嘘も発言できる国会に持ち込むことだ。こんな噓を世論誘導に使われることになっては、政権側はたまったものではない。しかし、閣僚が弱腰に答えたりすれば、世論が醸造され辞任に追い込まれることもある。事実、2月には荒木内閣総理秘書官が、オフレコ発言を報道されて弁明むなしく更迭されている。政権を貶めるためなら官僚は、嘘もでっちあげるのだ。この高市大臣の発言の上げ足を取って予算案を採決できなくして国会を混乱させる意図が、小西議員にあれば言語道断だ。

 今回の質疑のもとになった極秘文書の真偽がいずれ明らかになれば、一人の議員が職を失うことになるのだろう。ただ、高市大臣にはあるがままの事実を淡々と言い続けていただきたいものだ。小西議員は、質疑後のTwitterや取材で高市大臣の辞職追及を実現させると息まいているが自身の進退は大丈夫か?今回の参議院予算委員会の質疑に立つ野党議員の質問レベルがあまりに低俗でガッカリ。予算案の示す未来や方向性を問いただす内容は、いまだに見えないし聞こえてこない。


以上です