2024/2/23
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240223_価値ある人生100年の過ごし方 |
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240223_価値ある人生100年の過ごし方 人生100年と言われ、定年後の40年をどれだけ楽しく過ごせるでしょうか? その1;定年を迎えてから考える その2;定年を迎える3年前に考える その3;50歳から考え、行動する その4;30代から考える 前回は、“個人一人一人が動き出さないと、企業や政府を宛にしても自分の幸せは来ません。このように考えた方がいいです。いろいろな実験が試される中でやっと人々、そしてその後の世代がいろいろな働き方と生き方を選べるようになって、百年ライフの果実を享受できるようになるでしょう。つまり我々は、その先頭の世代なので、自分で藻掻き、作り出していく以外にありません。それが自分たちの後の世代への贈り物になるということです。” どうやら私たちは、子育てが始まるころから膨大な情報と日々の忙しさにかまけているうちに最終ステージを迎えてしまうようです。一日はタスク予定で埋め尽くされて、落ち着いて考えることも、立ち止まって振り返ることもできないのです。そして、最終ステージが近づいてきてもその時にはどんな手を打つこともできないまま、最終ステージに突入するのです。これまでは、3ステージで行政も企業も仕組みを作り上げました。しかし、定年は55歳から60歳そして65歳へと変更されつつあります。しかし、人間の寿命のほうが早く伸びていて、社会の仕組みはついてきていません。 私の実体験では次の通りです。2020年1月に60歳で定年を迎えて、再雇用を希望して62歳まで勤めて2022年3月末日に退職。私の年齢では64歳から厚生年金受給開始、国民年金は65歳から受給が始まります。妻は2023年5月から厚生年金と企業年金の受給が始まりました。勤務期間が短いので僅かなお小遣程度です。これで、私たちに収入になる資産がなければとんでもない極貧の生活が始まることになります。幸いにして僅かばかりの資産があるので食いつないで行けているにすぎません。 「価値ある人生100年の過ごし方」等と言ってのんびりと書き物などしている場合ではなく、どこかでアルバイトしてでも稼がないと食っていけないばかりか病気持ちであれば、働くことすらできません。退職後に3か月ほどハローワークに通いましたので、どんな仕事があるのかもおおよそ察しがつきました。 そんな自分の状況を振り返れば、今どうあればいいかを実感できるわけです。その姿とは、毎月の資産収入の2/3の収入で毎月の生活が成り立つことです。残りの1/3の資産収入は再投資に回すのです。これを実現するには労働収入があるうちから可処分所得の最低3割は投資資金作りに回すことで生活基盤を作ることです。この循環ができないうちにマイホームを買ってしまうととんでもない老後が待ち受けていることになります。マイホームを買うなら、そのローン支払いを含めた可処分所得の3割を投資資金に回せるでしょうか?できるならマイホームの夢を実現差出てください。新車も買って乗り回してください。勤務していたころの同僚や先輩、後輩がマイホームを買ってどうしているのかを見聞きしてきましたのであえて申し上げます。返済負担率から逆算すると可処分所得が66万円で年間の可処分所得が800万円の過程を例に挙げています。これくらいの計算になるので、マイホームを持って余裕のある生活は無理でしょう。マイホームと言っても地方都市の建売4000万円を想定しています。可処分年間所得800万円とは総支給額1200万円クラスの上場企業の管理職になります。
以下にマイホームを持つことが大変かお判りいただけるでしょうか?夫婦共働きならもっと条件が変わってきます。可処分所得が300万円増えるだけで状況は違います。なので、子育てをどうにかしながら配偶者が働くことになります。 投資資金をどこまで減額するか?ということになります。最低投資資金は毎月10万円とすれば、もう少し変わってきます。 継続投資金額
・一見アパート代が無駄に見えますが借金の福利利息の返済費のほうが大きい ・マイホームの借り入れ返済の為に利息と元金を返済するか? ・複利の力を使って成長した資金からマイホームを購入するか? 何か切り詰めて我慢する生活よりもゆとりを持って生活するほうが精神的に楽なはずです。借家には固定資産税はかかりませんが、購入した固定資産には固定資産税が毎年請求されます。人生を楽しく過ごしながら老後のことも考えて資産を育てていくことがいかに大事かご理解いただけたでしょうか? 以上 |
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