2024/2/27
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240227_価値ある人生100年の過ごし方 |
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240227_価値ある人生100年の過ごし方 人生100年と言われ、定年後の40年をどれだけ楽しく過ごせるでしょうか? その1;定年を迎えてから考える その2;定年を迎える3年前に考える その3;50歳から考え、行動する その4;30代から考える 前回は、“何か切り詰めて我慢する生活よりもゆとりを持って生活するほうが精神的に楽なはずです。借家には固定資産税はかかりませんが、購入した固定資産には固定資産税が毎年請求されます。人生を楽しく過ごしながら老後のことも考えて資産を育てていくことがいかに大事かご理解いただけたでしょうか?”「複利の力」の頼りがいのあることをお判りいただけましたか?この力は宗教にも近いと思います。若いうちにこの信仰を受けて正しい投資をしていれば、信じるに値する宗教にできることでしょう。 <第4章 見えない「資産」-お金に換算できないもの->から <優しい家族、素晴らしい友人、高度なスキルと知識、肉体的、精神的な健康に恵まれた人生を良い人生と考え、これらは全て無形の資産です。~中略~無形の資産はそれ自体として価値があることに加えて、有形の金銭的資産の形成を助けるという点で、長く生産的な人生を送るための鍵を握る要素なのです。良い人生を生きたければ、有形と無形の両方の資産を充実させ、両者のバランスを取り相乗効果を生み出す必要があります。> 第4章の中で無形の資産について頷けるような内容だと思います。でも、資産は放っておくと時間とともに価値を失っていきます。有形資産は正しく適切な投資であれば、価値を増やしていけます。しかし、人間関係や、高度なスキル、心身の健康には適切なメンテナンスが必要です。なので、まずは良好な状態を維持できるように適切なメンテナンスをどう施していくべきか気にかけているべきです。 幸福を支えてくれるのは互いを大切にして思いやることができる大きな「愛」でしょう。さらにこの「愛」を大切にして維持していく生き方によって幸福を感じて生きていけるのだと思います。お気づきのことと思いますが、ここで金銭的に豊かであることは幸福をもたらしてくれる要素のなっていないのです。せいぜいお互いの関係を維持できる程度の経済力があればいいのです。経済的に豊かだから幸せとは限らないのです。 ここで、無形の資産を構成している資産について著者は次の3資産と定義しています。 1)生産性資産 2)活力資産 3)変身資産 それぞれについて要素を記しておきます。
・仕事の生産性を高め、所得とキャリアの見通しを向上させるのに役立つ資産 「スキルと知識」「学習と教育の投資効果」「価値を持つ知識」「学び方」「経験学習」 「ポッセ」「評判の形成」
・良い人生の構成要素となる健康、友人、愛のこと 「鍛える健康脳」「心身のバランスある生活」「自己再生のできる友人関係」「心身の健康への投資」
・人生の途中で新しい変化と新しいステージへの移行を成功させる意志と能力 「多くの移行期に対応する」「自己認識」「職場だけではないネットワーク」 「殻を破る行動を受け入れる」 生きている時間が長くなって、自己実現できるステージが60歳以降にやってくるような人々が当たり前になってくることでしょう。60歳までは、次の世代を生み、育て一人前にして送り出すためにあります。その後の人生は自己の人生の仕上げに為に神様が与えてくれたオオトリを飾るステージです。このステージを飾る為には、それまでに貯めておくべき知識と心身の健康が必要になります。そのためにいつから自己投資を始めるのか、そのことを計画して早い時期に準備に入ることが大切になります。 以上 |
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