2024/1/20
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Z_ウォッチャー240120 |
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前回は“脱税は法律違反です、率先して偉い人から捕まえてもらいたいものです。なぜ議員は許されるのか?なぜ、議員を取り締まる法律は緩いのか?かつて立法府の構成員には法律を侵すような人はいなかった、しかし今は先輩議員の指導のもとに堂々と脱税をして、それが当たり前のような顔をしているのです。こんな議員に誰がした?有権者たる国民です。国民は気を取り直して、正しい人を選ばなくてはなりません。国家と国民の繫栄を真に願い遂げられる人物を国会に送り込んで舵取りを任せたいものです。”1/18東京地検特捜部は派閥の大物議員の立件をあきらめました。小物4匹を捕まえて終わりにするつもりです。派閥パーティー券の売り上げでキックバックされた現金を隠して、どう使ったのかわからないまま捜査が終わっていくのです。 そもそも、問題の焦点が間違った方向に捻じ曲げられていないでしょうか?百田尚樹氏がこんな喩えをしています。“コンビニで万引きした事件があった。万引きをした人が所属する集団の幹部は、万引きをしに行ったコンビニという種類の店には行かないようにしましょう。そうすれば、万引きをしないでしょうから・・・・。”こんなことを言っているのが内閣総理大臣キッシーです。“派閥の会計処理を自分は知らなかった。記載間違いがあったので修正申告する。今後同じようなことが起きないように再発防止に努める”まるで当事者責任を感じさせない自民党世耕参議院幹事長のコメントです。なぜ、万引きをした事実を明らかにして、その商品をどう流したのか?受け取ったのはだれか?なぜ授受が発生したのか?そこを当事者からよく聞いてやっと世耕参議院幹事長が言う再発防止ができるのです。「5現」の原則で表したら今回の事件はどう現されるのでしょうか?
これがマスゴミのフィルターをかけて報道されるとこうなります。
政治資金規正法では、会計責任者は逮捕されます。また会計責任者との共謀性が高いと政治家が逮捕されるが、基準は不明確です。政治家本人の責任を問うには所得税法違反の法律適応が必要ですが、今回は所得税法での立件は見送られています。 さらに、議員本人がどこにどう使ったのかわからないことです。使途先の一筋目は飲食、宿泊・遊興等の経費。二筋目が「雰囲気」と言われる各県連につながる地方議員への流れです。地方議員の働きによって代議士が票を得られるので、地方議員の働きを依頼するためのお礼として使うことが考えられます。これは、検事が大好きな贈収賄です。今回は決してこの流れについてマスコミは追求しようとしていません。だから五現表でいうと「1.現地」がずれているのです。問題の発生現地が間違っていては、問題の解決など出来ようがありません。派閥の会計処理部門で起きている問題がコンビニで発生していると言っているようなものです。 これは明らかに誤魔化しです。派閥に悪さはありませんから、大袈裟に派閥解消などと言ってマスコミが取り上げても意味がありません。キッシーは「うまく彼らを騙せた・・・。」とほくそ笑んでいるでしょう。マスコミはこの犯罪がどこで起きているのか改めて確認し判らなければ政治家に追及して報道するべきです。また、札束の流れ筋がどこなのかということも厳しく追及するべきです。そういった意味では、五現表の4.現象で使途不明になっているところを明らかにしなければ、どんな現象を再発防止するのかわかりません。再発防止には法律が必要です。法律作成に必要な重要な情報になるので、ここは手抜きできません。なぜ裏金を配らないと地方議員が動かないのか?地方議員は裏金で動いているのか?そもそも地方議員はその代議士の何を支持しているのか?政策か?金か?マスコミはそこまで掘り下げて報道してこそ、権力の番人と言えるのではないでしょうか?権力や財務官僚に翻弄されているようでは底の浅い報道となり、間もなく朽ち果てていくことになるでしょう。 以上です |
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