2024/4/12

Z_ウォッチャー240412

 前回は“岸田政権の不要論は前から変わりませんが、いつまでやらせているのかと腹立たしく思います。来週初めに渡米して、米国両院総会で演説してくるのです。―中略―もう、日本には時間も金のゆとりもありません。早くトップ人事をして国民は自分自身の脳みそを入れ替えて国難に向かわねばなりません。”

 今日は、米国両院議会でのキッシー演説を取り上げます。

米国は、自由こそが人類にとっての酸素のようなものだと信じていました。 この世界は、米国が引き続き、国際問題において中心的な役割を果たし続 けることを必要としています。 しかし、私は今日、一部の米国国民の心の内で、世界における自国のあるべき役割に ついて自己疑念を持たれていることを感じています。

BRICKS各国や関連国は決して米国に中心的な役割を求めていません。全く逆で、米国の影響を受けたくないと考えています。その表れが、米国民の一部に自己疑念を持っている人々が存在するのです。それがMAGA運動を進めているトランプ陣営です。そしてほぼ「トラ」なのです。本年11月の大統領選挙ではトランプの圧勝とみられているのです。そのことがわかっていて、この発言なのでしょうか?この発言をもう少しかみ砕いて正確に言わなければなりません。一部の米国民は、<もう国際紛争に巻き込まれるのはごめんだ、まして、ネオコンのまいた災禍の後始末などもってのほかだ。もう国際問題の解決の奔走することはしませんよ、それがこれからの米国の進む方向だ、日本もよく考えろよ。>一部の米国国民の意見です。

自由と民主主義は現在、世界中で脅威にさらされています。>米国の民主主義の基本が選挙であるならば、すでに米国は民主主義ではないと、バイデンの選挙で証明されています。米国の民主主義が強にさらされているのです。その代表事例が米国のバイデン大統領なのです。とんでもない皮肉をキッシーが言い放ってしまいました。

日本の近隣諸国に目を向けると、現在の中国の対外的な姿勢や軍事動向は、日本の平和と安全だけでなく、国際社会全体の平和と安定にとっても、これまでにない最大の戦略的な挑戦をもたらしています。中国からのこのような挑戦が続く中で、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序や、 平和を守るというコミットメントは、引き続き決定的な課題であり続けます。>挑戦的な行動や言動でいえば、ロシア、北朝鮮のことも忘れてはなりません。しかし、日本は米国に従属するようにこれら3ヵ国との関係を敵国として継続してきました。当然彼らもその意を受けて、敵国のつもりで対応してきます。米国に従属する外交は彼らに言わせれば、弱っちいポチがクマに隠れて顔をのぞかせているにすぎません。

<広島出身の私は、自身の政治キャリアを「核兵器のない世界」の実現という目標に捧げてきました。NPT 体制の再活性化と、国際的機運の向上に長年取り組んでまいりまし た。しかし、東アジアでは、核兵器拡散の差し迫った危険が存在します。北朝鮮による 核・ミサイル計画は、直接的な脅威です。北朝鮮による拉致問題は、引き続き重大な問題です。>核大国の中枢の議会の中で「核なき世界の実現」を言うとはなんと愚かなことでしょうか?核の均衡によっていかなる紛争に在っても、核が使われることはなかったのです。平和と国民を守るためには今や核の均衡による秩序の維持を望む以外に方法がありえましょうか?米欧は、かつて、日本人だから核を使うことに躊躇わなかったのです。ルーズベルトとチャーチルはそのことを知っていました。

<ロシアのウクライナに対するいわれのない、不当で残酷な侵略戦争は3年目を迎えました。私がよく申し上げているとおり、今日のウクライナは明日の東アジアかもしれません。さらに、ロシアは核による威嚇を継続しており、核兵器の惨禍が実際に再び繰り 返されるのではないかと世界が懸念しています。このような現実の中で、日米同盟の抑止力の信頼性と強靱性を維持するために、日米間の緊密な連携がこれまで以上に求められています。>ウクライナでの戦争が3年になってしまったのは、NATOとネオコンの米国高官による休戦調停妨害によることをキッシーは知っているのでしょうか?残虐な記録はどちらの仕業か確定できて、発言しているでしょうか?次は東アジアの姿などと言っていてはいけません、次は日本への侵略行動だと考えるべきです。ロシアには核を使う動機がありません、威嚇はします。それは核保有国は何も言わずに核の威嚇をしているので、やっていることは同じなはずです。一方的にロシアの核脅威と言ってしまうことは、ロシア側からは飛んでも発言でしょう。日米同盟の抑止力などと思っている時点で認識間違いです。米国は、敵国の核威嚇があれば進んで軍隊を引いていくことでしょう。その先に待っているのは、弱っちい国の犬の遠吠えです。すでに、犬になっているならば、受け入れるしかありませんね、キッシー。

米国の最も親しい友人、トモダチとして、日本国民は、自由の存続を確かなものにするために米国と共にあります。それは、日米両国の国民にとどまらず、全ての人々のためにであります。>米国はもう自分のことで精いっぱいなのです。偉そうに米国を支えるかのような発言ができるほど日本は頼りがいのある国ではなく、単なるキャッシュディスペンサーで言いなりになる犬なのです。友人などとエマニエルは思ってはいません、もちろんバイデンさえも。

「自由と民主主義」という名の宇宙船で、日本は米国の仲間の船員であることを誇りに思います。 共にデッキに立ち、任務に従事し、そして、なすべきことをする、その準備はできています>共にデッキに立ち?準備はできています?米国は日本に助けてもらうほど落ちぶれてないぞ、お前だけデッキに立って打たれていろ、準備はできているんだろう?と思うのが、米国のMAGA国民です。

<日本はかつて米国の地域パートナーでしたが、今やグローバルなパートナーとなったのです。>いや違う、日本は前から忠犬ポチで今では、いつでも「金塊」を口にくわえて持ってくる犬だよ。勘違いするなよ。

<多層的な地域枠組みが生まれ、日米同盟はその力を増強させる役割を果たしています。そして、同志国と共に、「自由で開かれたインド太平洋」 の実現を目指しています。>なら、セキュリティークリアランスに必要な事項をきっちりと入れておかないとね、でも今回委員会を通過した法案では、その仲間入りはできませんよ。

<日本国内では、私は日本経済を牽引するために「新しい資本主義」という取組を推進しています。現下の課題や取組を成長の力へと変化させるために官民が連携しています。 賃上げ、設備投資、株価。全てが30年ぶりの高い水準に達しました。日本経済は現在、いまだかつてない大きな変化を力にして、前進しています。>30年ぶりに当たり前の経済成長に戻ったところです。新しい資本主義ってどんな取り組みだったのですか?マイナス金利からの脱却とNTTの株放出ですか?官民が連携している?官が一部の上場企業に賃上げを要請して実施したところで、まだ何の効果も発揮できていませんよ。結果の確認をしないうちにできたというのは詐欺の常套句です。

<ものすごいマイレージポイントですよね。>日本人初の月面着陸についてかましたジョークですが、失笑を買っていることでしょう。危険な冒険なのですから。

<最後に、一言述べて締めくくらせていただきます。日本が米国の最も近い同盟国としての役割をどれほど真剣に受け止めているか。>何勘違いしているのでしょうか?忠犬主義に徹底してきたことでしょうか?がキッシーあなたのしてきた行動にふさわしい。

信念という絆で結ばれ、私は、日本の堅固な同盟と不朽の友好をここに誓います。>従順という信念。従属し金塊を咥えてやってくることを誓うのですか?

「未来のためのグローバル・パートナー」。今日、私たち日本は、米国のグローバ ル・パートナーであり、この先もそうであり続けます。>「いつまでも忠犬ハチ公」であり続けます、とキッシーは締めくくった。

 どうやら、完璧な従属関係の継続を誓って、米国両院議会演説を締めくくりました。早く、この人を政権から放り出しましょう。

    全く先週と変わりません。やはり、予備費で復興予算ですというのは、こんなに復興遅れをもたらすのですね。                            2024/4/12